君まで届け青空エール②

 

 

zisub56-56.hatenablog.com

 

  ↑前回(?)の続き。

  前回の記事で結城晴さんがどんなに魅力的なアイドルであるかは分かってもらえた事だと思います。

  とても純粋で、自分の気持ちに真っ直ぐで、カッコよくて、かわいくて、明るくて、元気で、アイドルで……、とにかくこの文章を書いている僕のような人間と、彼女は全く真逆の生き物です。f:id:zisub56-56:20190705024731j:image

 


f:id:zisub56-56:20190705024728j:image
f:id:zisub56-56:20190705030221p:image  クールでキュートでパッションな結城晴さん。でもよくよく見るとクールな画像でもかわいくて、キュートな画像でもカッコよくて、そういうところが本当に結城晴さんなんですよね。

  そんな彼女が主役であった青空エールイベントに、まさかのドスケベスパッツ衣装で現れた事で少し荒れていた結城晴さん界隈。

  今回はそれについて見かけた意見に対しての自分のお気持ち表明をしていこうと思います。Twitterの方ではあまり深くは言及しなかった記憶があるので。

※あくまでも個人的な意見ですのでみなさんそれぞれの意見やそれぞれの結城晴さん像を大切にやっていきましょう。

  まあ“俺の”結城晴さんが世界で1番なんですけどね。

 

  最初にストーリー上の流れとして言っておくと、前回の青空エールコミュに対する感想で触れたように、あの流れで彼女が自分の望まぬドスケベ衣装で現れて、それでも全力でエールを送るというのは物語としてとても美しかったと自分は思っています。

  ただ単純に「応援をしたら良い結果になった!」というだけだったら個人的にあまり評価はしたくないのですが「あのチームの皆の気持ちを何だかんだで少しは理解できる彼女が、チームの皆と同じように自分の望まないフィールド上で戦って、その結果その気持ちがフィールド上のみんなに届いた」という形での“エール”は結城晴さんだからこそ届けることができたエールであったわけです。

  青空エール自体はかなり前からあった楽曲です。そんな楽曲の満を持してのイベントで「結城さんが途中参加のような形である事に対するフォロー」「嫌な試合と嫌な衣装、それでも全力でやってみたら楽しいかもしれないフィールドでの戦い」「最後のPK勝負」とここまで完全にイベントの主人公として扱われ、それは個人的にやはり喜びしか感じることができないコミュだったと思います。

  ですので今回の“かわいい衣装”に納得がいかなかった人は、とりあえずイベントコミュをそんな目線で見てみるのもアリではないかと思います。正直いつもよりそういう格好をする意味はあったと言っていいのではないでしょうか。(その意味で見ればあのスタジアムに来ていた選手やサポーター全員を楽しませる結果を生み出すためにあのチア衣装を着たとも言えて、それは間違いなく最高のアイドルの姿だと思いますので)

 

  ストーリーに関してはこの辺にしておいて、次に考えてみるのは「どう考えても特訓後と特訓前のカードは逆にするべきだろう!!」という問題についてですが自分も全くそう思います。これは本当に結城晴さんを担当している人の大半がそう思っていたのではないかと思います。f:id:zisub56-56:20190716115924p:image  ↑特訓前↑f:id:zisub56-56:20190716120105p:image  ↑特訓後↑

  結城晴さんの事を思うならストーリー上の事は何にせよ、ユニフォームに身を包み全力でボールを蹴る彼女の姿こそが特訓後に相応しいはずです。(そもそもストーリー上でもクライマックスに当たるのがそっちの姿なわけですが)

  自分だけではなく多くの人が「特訓前後は逆の方がいい」と思っていたのは確かです。

  そこで自分は「それならば何故このような配置になったのか」というのを少し考えてみました。その結果辿り着いた答えが「あくまでもアイドルとしての仕事中の姿が特訓後であることかなというのと、みりあちゃんの方との整合性を保つための結果かな」というところです。

  例外はあるのかもしれませんが基本的に特訓後というのはお仕事中の姿を切り取ったものが基本かなと思います。今回全力シュートを決めるシーンは彼女と、更に言えば担当Pへのサプライズ的な面が強く、あくまでも今回の仕事のメインは"応援"でした。

  そしてみりあちゃんの方との整合性という事ですが、デレステのイベント報酬って基本上位と下位で連動した特訓後になっている形が殆どだと思います。これも別にしっかりと確認をしたわけではないので例外はあるのかもしれませんが、自分がぱっと思いつくものは大抵特訓後は同じ仕事をしている別視点からの構図みたいなものがほとんどだったと思います。

  なので結城晴さんの特訓前後を逆にすると、同じ報酬であったみりあちゃんの前後も逆転してしまい、今度はそっちが何だか微妙な印象になってしまうんですよね。f:id:zisub56-56:20190716124824p:image  ↑特訓前↑f:id:zisub56-56:20190716124838p:image  ↑特訓後↑

  イラストを変えるにしたってみりあちゃんが全力でフットボールをプレイしている姿とかになってしまい、その場合「結城晴さんを贔屓しすぎでは?」なんて声が上がってもおかしくはありません。

  間違いなく今回の主役は結城晴さんだったと思いますが、他のキャラやプレイヤーの事も蔑ろにするわけにはいかない。その結果が特訓前後のイラストの配置なのかなと自分は思いました。

  そんな伝統があるなら変えちまえとも思いますが、これだけでかいコンテンツになるとデリケートな部分が多いのも重々承知しているつもりではあるのでこの“特訓前後問題”に関してはこのような憶測で自分は落ち着きました。

 

  次にやっていくのは「また彼女をカワイイ系統で売っていくのか……」問題です。

  これをやっていく前に一応言っておくと結城晴さんは滅茶苦茶かわいいです。そして破茶滅茶にカッコいいです。こんな事わざわざ言わなくてもわかっているとは思いますが大事なことなので一応言っておきます。

  さて、“また”という言葉が付いているようにここ最近のデレステでの結城晴さんは

  ピンクのフリフリウエイトレス姿→チョコミント風バレンタインドレス→ドスケベスパッツチアガール

  といった形でかわいい系統の衣装が続いています。f:id:zisub56-56:20190716130812j:image  毎日通いますかわいいf:id:zisub56-56:20190716130828j:image  やばいかわいいやばいf:id:zisub56-56:20190716130913j:image  同級生男子に絶対に見せたくないかわいい

  本当に恐ろしくかわいいですね。推さざるを得ない。

  そもそも自分は彼女のカッコいい部分もかわいい部分も全力で摂取していきたいスタンスでやっているので正直そこまで気にしていなかったのですが確かに3連続ともなると少しあれです。(自分が彼女にかわいい服を着てほしい明確な理由もあるのですがそれは後述します)

  そこで一応最初に提示しておくとf:id:zisub56-56:20190716132136p:image  デレステで実装されている結城晴さんは今現在このような形であり、全体的に見ればかわいいに偏りすぎているという事はないかと思います。

  それでも「何故ここ最近は明らかにかわいい系統のものが増えてきたのか」ですが、これは結城晴さんという個人を描き出すことに注力してきたからではないでしょうか。

  結城晴さんと“彼女の苦手なかわいいもの”は彼女を描くには必要不可欠で、絶対に通らなければならない道です。そしてデレステでのそれに対する今現在でのゴールが“スウィートミント 結城晴”である事も間違いないでしょう。ザックリとしか判断はできませんが、間違いなく冬であるチョコミント晴さんは恐らく今現在観測できる中で1番未来の姿の彼女であると思います。

  時系列的にドレミファクトリーが恐らく1番始めで、そこから青空エール、そしてスウィートミント、として考えてみると寧ろ丁寧に“結城晴という人間のパーソナルな面”をやってくれたのだと思っていて、自分としてはこうやって彼女の個人的な部分を雑にやらずに何枚も使って描いてくれたのは寧ろ好感が持てるところだったりします。

  こういった部分に踏み込んできた事で解釈違いなんかを引き起こしてしまった場合などでは黙ってはいられませんが、今のところは問題ない(というかスウィートミントの落とし所はかなり好きです)のでとりあえず「じゃあ次は最高にカッコいいのをお願いします!!!!」といったのが今の自分の想いです。

 

  そして次は「小学生の女の子に本人が嫌がる格好をさせるなんて犯罪だぞ?」みたいな意見ですが……難しいところですよね……。

  そもそもストーリーコミュではプロデューサーが着せて、ワイド劇場の方ではみりあちゃんとの勝負に負けて、という流れのようで「どっちだよ!!」といった感じなのですが、まあ「好きなように捉えてくれ」といった感じでしょうか。

  過程が不明瞭なため「女性Pならギリギリセーフかもしれない」とか「Pの性別選ばせろ」とか「コミュごとにPが明らかに別人だったりして信頼しようにもしようがない」とかいっても仕方がありません。

  とりあえずは前回の記事の中でポイント③や④で軽く示したように「今回のコミュに出てきたPは何だかんだで有能そうなのでそれを信じる」事ぐらいしかできませんね。あの感じなら本気で嫌がった場合の別の衣装の用意ぐらいはありそうなので。というか本気で嫌がっていたら他の子が学ランくれると思いますけど。

  一応P=我々ユーザーという事らしいので、世の中の結城晴さん担当Pが全員誠実で有能な人間である事を願うばかりです。

  さて、それとは少し変わりますが、自分には結城晴さんに"本人が嫌がるかわいい衣装"を着せる理由があります。

  もちろん「かわいいから」というのも理由ですが、彼女の人生を想像するにあたって着てもらわなければ困るのです。

  結城晴さんの人生、未来を語るにあたって外せないのはやはり“明日へのフラッグ”だと思います。f:id:zisub56-56:20190716143234j:image  始めはアイドルになんて興味もなくて、Pに向かって舌打ちして担当Pをメロメロにしていたような彼女が、学校の宿題の作文を書くにあたって“将来の夢”に「プロサッカー選手になる」ことと「トップアイドルになる」ことの2つを示したカードです。

  それを両立するなんて、そんなのきっと子どもながらの無鉄砲さであり、一見不可能なことのようにも思えます。でもそれを彼女はキラキラの笑顔で楽しそうに嬉しそうに語ってくるんですよ。太陽か?って感じですよ。本当に好きです。彼女なら本当にその夢を叶えてしまうのではないかなんて思います。

  何故なら彼女は最高で最強で、スウィートミントの時に“カッコいい”と“かわいい”を見事に“両立”してみせたからです。f:id:zisub56-56:20190716150631p:image

  結城晴さんの中での、そしてデレステ内での書き方として「サッカーとアイドル」と「カッコいいとかわいい」は同じものとして考えることができると思います。

  始めは全く興味のなかったアイドル。始めは自分と関係のないものだと思っていたかわいい格好。アイドルをしていくうちに、何だかんだでしっかりその2つを自分のものにした結果がスウィートミントでの姿で、そこで“カッコいい”と“かわいい”を両立させた彼女なら、相容れない“サッカー”と“アイドル”を両立させることだってできてしまうのではないでしょうか。

  もちろん残念ながらそんな未来をこの目で見ることはゲームの性質上恐らくできないのですが、それでも、“かわいい格好”から逃げなかった先にあったスウィートミントでの姿は間違いなく物語の限界のその先の本当の未来への希望になると思っています。

  だから、自分は彼女にかわいい衣装を着せることを安易に否定する事はしません。

  もちろん、かわいい衣装ばかり着せることもダメです。

  カッコよくてかわいくて、サッカーをしていてもアイドルをしていても、最高で、最強で、明るく青空に輝く太陽のような存在であり続ける彼女の未来を願って、結城晴さんにはストリート、モード、スーツ、執事服、メイド、スモッグ、フリフリ、ガーリー、セクシー、そしてガラスの靴にシンデレラのドレス。

  何でもかんでも着せて「似合ってるーーー!!!!!」って鼻血を出してぶっ倒れたいのです。