君まで届け青空エール

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  2019年5月31日から6月7日までに開催されたデレステの"青空エール"イベント。一先ずお疲れ様でした。

 

  自分は音ゲーが苦手で、Lv26の楽曲を回復持ちの子を入れておけばクリアできる程度の実力しかないので(これでも始めた頃よりはだいぶ成長したのですが…)最初から完走は諦めていたのですが、最終的に手元にあったスタランアップトレーナーチケット2枚を使うことで上位報酬であるSR<青空エール>結城晴さんのスターランク15(MAX)を達成できたので良かったです。イベント報酬の子なんて少し待っていれば手に入れる方法はいろいろ出てくるわけで、ここでスターレッスントレーナーチケットを使うのは非常にもったいない行為なわけですが、オタクの矮小なプライドがそれを阻むのです。後悔はないです。

  さて、それにしてもデレステに"あの"青空エールのイベントがきて、更にそのメンバーの中に結城晴さんが追加されていることが判明し、結城晴さんに巨大な感情を抱いているPの方々はイベント開始前から期待に胸を膨らませ、同時に戦々恐々としていました。

  自分は新米なのでサガン鳥栖青空エール、そして権利関係のあれこれについては特に詳しく語れるわけでもないので省きますが、それでも

 

"結城晴さんが参加した初めてのCDで最初に聴けた曲"

"小市眞琴さんが結城晴さんのオーディションで歌った曲"

"自分も参加したデレパ公録イベントで半ばサプライズ的に披露され会場を沸かせた曲"

"We will we will rock you"

 

といったようにとても思い出深い楽曲です。本当に元気がもらえるんですよ、この曲。ホイッスル吹きながら暴れまわりたい。

  ホイッスルが入ってる曲なんてこの青空エールとガンズのParadise Cityぐらいしか自分は思いつかないのですがイントロのクイーンにガンズ。完全にスタジアムロックって感じですね。やっぱり狙ってやっているのかな。(正直言うとクイーンもガンズも自分は詳しくないのですが…)

  そんな最高の楽曲と、念願のサッカー関係のイベントに関わる事となった結城晴さん。本当に期待に胸が高まります。

  そしてイベント開始当日。そんな我々の前に現れたのはドスケベスパッツチアガール・ツインテ美少女小学生アイドルな結城晴さんの姿でした。f:id:zisub56-56:20190608111057j:image

  なんということでしょう。ドスケベでスパッツでチアガールでツインテな美少女小学生です。この時点で自分の中の理性の大半は消え去りましたが、辛うじて僅かに生き残っていた理性が叫びました。

「サッカーは!!!????」

  そう、結城晴Pの大半は"念願のサッカー関連のお仕事で、嬉しそうに全力でフィールドを駆け回り輝く汗を撒き散らす結城晴さんの姿"を待ち望んでいたのです。これはもう断言できます。彼女の事が好きなP達は皆それを望んでいました。

  そして…f:id:zisub56-56:20190608114719j:image

  コレ!コレ!コレ!!!!コレですよ!!コレだよ!!!!何だこれ!結城晴さん最高!!オレたち最高ー!!!

  もうこの時点で「勝ったな…」と思いましたね。

  輝く青空。迫力ある構図。どんな天然水よりも透明感のありそうな飛び散る汗。キック力増強シューズでも使っているかのようなエフェクト。全身全霊のプレイ。不敵な笑み。

  蹴り散らされる芝生もこれには大喜びでしょう。植物って栄養を摂取する以外には性質的に基本的には受けだよな…。私は芝生になりたい。f:id:zisub56-56:20190611104225j:image

  正確にはサッカーではなくフットサルであったわけですが(これについて最初は何故?と思ったのですが"明日へのフラッグ"が先行して存在するからですね。あれが彼女にとって初めてのプロサッカー関連のお仕事だったと思うので)本当にこのイラスト最高です。最高としか言ってませんが見れば分かるでしょう。最高です。

 

  そんな青空エールイベント。開始当日は少し予定があって、この2枚の結城晴さんのイラストを確認して一先ず自分は満足していました。「カッコいい!かわいい!最高!」って感じでした。

  しかしそんな青空エールのイベント。結果的に「想像以上に荒れたな」という印象でした。その辺りに関してはとりあえず最後に話すとして(結局次の記事になります)先に個人的な青空エールイベントのコミュの感想についてやっていこうと思います。

青空エール イベントコミュ

  お話の導入をザックリ説明してしまうと

「プロデューサーとのPK勝負に勝った結城晴さんは念願のサッカー関係の仕事(上で示したように大人の事情で今回はフットサル)を勝ち取り、国際交流戦という大きな試合を控えたフットサルチームである"チームあおぞら"(名前が安直すぎない?)に向けてかつての青空エール歌唱メンバー+結城晴さん達で応援の仕事をするぞ!」といった感じです。f:id:zisub56-56:20190608154153j:imagef:id:zisub56-56:20190608154759p:image  割といい勝負するんだよなこの人。どんだけ可愛くてセクシーな格好をさせたいんだ。

  この世界でも"青空エール"の楽曲は以前から存在していたという設定らしく、既存メンバーの中に後から自分が入っていく事に少し遠慮する結城さんも良かったです。周囲の人の気持ちを考えることができる。フィールドを見渡して状況をしっかりと読み取れる。そんなところも彼女の魅力の1つですからね。しゅき……。

  そんな彼女を快く迎え入れてくれたメンバー達と共に、顔合わせの為ロケバスに乗って今回の仕事先であるスタジアムへ到着した彼女たちが目にしたのは、当日の相手との練習試合にて何だかやる気のなさそうなプレイをするチームあおぞらの面々でした。

  どうやら強豪海外チームとの勝てるわけもない試合にプラスして、客寄せパンダとしてアイドルなんかも呼ばれて自分たちの試合が見世物にされる事が気にくわないようで。まあ気持ちは分かります。ですがそんな気合の入っていないプレイを見せられた我らが結城晴さんはブチ切れます。f:id:zisub56-56:20190613010311p:image  僕も結城さんに喧嘩売られたい!!!!

  大学生にも臆する事なく突っかかっていく真っ直ぐな感じ。良いですね。これは僕自身に足りていない部分だと思います。これからはちゃんと社会に喧嘩を売っていこうかな。

  そしてこの後すぐに冷静になってみんなにちゃんと謝れるところもステキです。彼女は本当に良い子なんですよ。僕なんかが社会の底辺でイキったこと言ってごめんなさい。

  まあそんなこんなでチームあおぞらとフットサルで勝負をして、こちらが勝ったらチームあおぞらに代わって私たちアイドルが試合に出る!という流れに。Pが上に連絡をとって確認すると「それはそれで話題になりそうだしいいよ」とのこと。運営、そういうところだぞ。やっぱり上からしたら今回の試合は見世物としての意味合いが強いようで、少しチームあおぞらに同情します。

  結局その試合は大きく点差をつけられてチームあおぞらの圧勝となったわけですが、勝てっこない相手にも全力で当たっていく"アイドル"の姿に心を動かされ、本番当日は全力でプレイする事を決意してくれました。今回はアイドルが応援する側、一般人(?)が応援される側(アイドル)なのでどんな理由があろうとも舞台の上(フィールド上)では全力でプレイしないといけないんですよね。f:id:zisub56-56:20190613021040p:image
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  この辺の流れ。まるで俺が君の事を好きでいることを肯定してくれているようで泣けます。スキと片仮名表記なのも君っぽいね……。まだよくわからないもんね、いいんだよ、そのままの君で……。

  こんな感じで物語も終盤に差し掛かるわけですが、その前に少しだけ細かいところを見ておこうと思います。

  今回のコミュ。この文章を書くためにも何度か見返したのですが「やっぱり良くできているなあ」と感じたので自分なりの解釈の要所要所のちょっとしたポイントみたいなものをここで押さえておこうと思います。

①サッカー少女として、アイドルとして、勝負を挑まれたからには受けて立つ結城晴さんf:id:zisub56-56:20190613023453p:imagef:id:zisub56-56:20190613023243p:image  そういうところがカッコいいんですよね。

②相手方の上の人間にアイドルが試合に出てもいいかの確認。f:id:zisub56-56:20190613054728p:image  その場の流れでの確認ではありましたけど、実はバッチリ伏線としての機能もあるんですよねこれ。

③その辺は上手くやってくれているらしいPf:id:zisub56-56:20190613024419p:imagef:id:zisub56-56:20190613024500p:image
f:id:zisub56-56:20190613024452p:image  結城さんはよくわかってないようですが。

④「こんな事もあろうかと…」準備のいいPf:id:zisub56-56:20190613024803p:image  突然のサッカー勝負にも対応できる万能っぷり。あらゆるパターンでも対応できそう。

⑤希望通りではない為にやる気のなかったチームあおぞらf:id:zisub56-56:20190613023835p:image  これに対しての答えが「全力でやった方が楽しいし見ている側も楽しい」といった形でした。この答えはかなり"結城晴"さんらしいところだと思います。

  とりあえずこんなところでしょうか。この辺りの事を少し頭の隅に置きながら、クライマックスの第5話を見ていきたいと思います。

  いよいよ交流戦当日。スタジアムは驚くほどの熱狂と観客で埋め尽くされていました。その原因はどうやらアイドルの皆が登場することにあるようで。全人類約70億の人間は結城晴さん達を一目見たいに決まっていますからね。気持ちは分かります。僕は抽選で外れて現地には行けませんでした。

  それほどの異常事態。チームあおぞらの皆も緊張してしまうのではないのかと心配していたところ、実際に物凄くビビっていました。大衆の前で晒し者にされる事を恐れていた彼女達なわけですから、予想よりもはるかに上回る人数の観客を目の当たりにしたら、まあ当然の結果ですね。そんな状況で我らが結城晴選手からの鶴の一声。f:id:zisub56-56:20190613104407p:image   天使かな?

  どうして君はそんなに優しくてキラキラしていてイケイケでまっすぐで穢れなくて……天使かな?僕にはこのシーン、後光が差しているように見えますが。

  と、「アイドルってイコール天使なのでは?  」なんて思考を巡らせてしまう程の、結城さんからの強力なパス(エール)を受け取ったチームあおぞらの皆は、まあそれでも緊張してしまっているわけですが、それならばこそ「全力で応援してあげよう!」という流れになります。

  ここで出てくるのが上記で示したドスケベスパッツチアガール・ツインテ美少女小学生アイドルな結城晴さんなわけです。f:id:zisub56-56:20190613110352j:image  ドスケベスパッツチアガール・ツインテ美少女小学生アイドルな結城さんの姿を肉眼で目撃したオタクは一生のうちの幸福の250%を使い果たしたと思っていいと思います。明日軽トラに轢かれても文句は言うな。そしてそこからサガン鳥栖ランドサガが始まります。f:id:zisub56-56:20190613112408j:image  やはりこの衣装、結城さんとしてはとっても恥ずかしいわけですが、それでも彼女は"やるからには全力で"臆する事なくチームあおぞらへとエールを送ります。この部分は本当に彼女の魅力の1つと言っていいでしょう。上のポイント①と⑤がここで効いてきます。アイドルとしてここで逃げたらそれは勝負から逃げることと近い意味合いとなるでしょう。それならば彼女は逃げたりしません。自分が望んでいなかったシチュエーションでも"やるからには全力で"やるべきだということも彼女は身を以て理解しています。何と言ったって彼女は、その逃げの精神に対して喧嘩を売ったわけですから。

  更に言えばこの状況。自分の望んでいない状況、予想もしていなかった状態に晒されたチームあおぞらの皆へ、同じく自分の望んでいない状況、予想もしていなかった状態(ドスケベチア衣装)でも"全力で"エールを送る、送ることができる"結城晴"さんという構図が完成していて本当に美しいと思います。その強さこそが彼女の魅力なのです。こんなに可愛いのにカッコいいのです。(これはチョコミント晴さんにも言えることなのですが、その辺りはまた後で)こんなの惚れてしまう。惚れてしまっている。とっくの昔から惚れています。

  とにかくここで結城さんが特に嫌がらずに着るであろう学ランではなく、チア衣装を着ることは物語の流れとしてかなり説得力を持っていて、それだからこそ物語はまっすぐにいい方向へと進んだと考えることができます。ならば今回のコミュでの主人公は間違いなく結城晴さんであると断言していいでしょう。

  それぞれに様々な解釈があるとは思いますが、僕の辿り着いた結論はこれであり、彼女の魅力を描きながら彼女を主人公として、センターとして扱ってくれたことが本当に本当に嬉しかったです。

  そしてそのエールの甲斐もあってか、まさかのPK戦へともつれ込んだこの後の展開。わざわざ語るのも野暮かな?とも思うので支離滅裂に、乱雑に示したいと思います。

  ポイント②での確認のことを考えるとこの展開はその時に考えたことになるのかなあ。それならばやはりこのPは有能だなあ。

  6人目!11人目のストライカー!?(むしろ14番目のターゲット)これも伏線回収的な流れがしっかりあっていいね!

  "やるからには"絶対決めてやる!本当に今回のコミュの大事な精神性。

  5話のタイトルも、他の話数のタイトルからの流れでここでこういうのがくるのはかなり熱い。

  まさか!(別世界の運動神経のいい)俺との連日のPK勝負の成果がここで!!??

  ありがとう!

  最高!

  最強!

  ありがとう!

  うおおおおおおお!f:id:zisub56-56:20190613122027j:image  いっっけぇぇーーっ!!!!

  そんな感じです。

 

  そしてエピローグ。

  先日の活躍などについてインタヴューを受ける結城さんとみりあちゃん。実際に推しのアイドルの口から発言されたらきゅん・きゅん・まっくすにより心停止しそうな事を話してくれます。f:id:zisub56-56:20190613124149p:image  そこから場面は移り変わり、今回の青空エール歌唱メンバーであった美嘉姉、珠美殿、智絵里ちゃんがそれぞれ別々の場所で"全力で"アイドルとして頑張っている姿が映し出されます。青空を映してのまとめ的な語りも好き。もうこの時点で「名作アニメの最終回か?」みたいなテンションで見ていましたね。

  最後には今回の青空エールメンバーの登場するライブをチームあおぞらのメンツがこっそり観にきていて、そんな彼女達や他の観客達からのエールに対して彼女達アイドルは"全力で"応えていく、といった形で青空エールのコミュは終了します。

  彼女達アイドルから放たれた青空エールはしっかりと僕等の胸に届き、僕等からのコール&エールもしっかりと届いているよ。といったことを構図の逆転によって感じさせてくる内容。ずるい。ファンサが熱烈と噂の結城さんからファンサを貰えた時がいよいよ僕の命日となってしまいそうです。

青空エールのコミュ、良かったですね。」

  というのがやはり僕の感想なのですが、ドスケベスパッツチアガール・ツインテ美少女小学生アイドルであった結城さんに関して、界隈は少し荒れていました。本当はこれについてもこのまま話していくつもりだったのですが、またここから書くのに更に1週間みたいなことにもなりかねないので、今回はここで終わらせようと思います。今回の記事では比較的綺麗なことを言っていたつもりですし(次もそこまで汚くはならない…と思う…)分けるのもいいでしょう。③と④も次回に引き継ぐ形で……。大丈夫です。ちゃんと書きます。

  スパイダーバースの後半……?ブルーレイが出た頃にでも……。